心療内科にずっと通っていたが、“具合が悪い”と訴える度、薬を強くするのみでしかも症状の改善があまり感じられなかった。投薬の変更三回目の直後、このままでは将来通常の生活ができなくなるのではと危機感を感じ、プロの人に自分の状況を全て話してみたくて、一度お世話になってみようと決断した。
当時の状況は常に不安感、焦燥感が付きまとい、物事を考える、感じる、楽しむ等が全く出来ず、自分のした判断を後でずっと振り返ったりして普通ではいられなかった。

初回は、今までの経緯、現在の悩みを話したあと、ワークをした。そのとき、セッションの前と後の自分の心境の違いに驚いたと記憶している。 現在の回復した自分からみると、当時の自分はセッションを受けているときも悩んでいたと思う。ただ、初回を受ける前と後では大きく心境が改善されていた。
自分がまた以前のような症状に陥りそうになったら、今回の経験から、パニックにはならず、まず一歩引いて自分を見つめることが出来ると思う。また、将来的には自分で認められる自分を変化させながらも持ち続けていければ良いと思う。